こんにちは。
ブログ管理人のkuraです。
70代の親へのプレゼント選び。
何を贈れば本当に役立ててもらえるのか、、、難しいですよね。
私には、別居しながらも頻繁に会って日常の色々を共有している母がいます。
また、かつて母が遠方に住む祖母を、試行錯誤しながら見守っていた姿を何十年もそばで見てきました。
今回は、親子二世代にわたるそんな経験を通して定まってきた、我が家のプレゼント事情を包み隠さずお伝えします。
本記事では、私が母に贈って喜ばれたものはもちろん、母が使い始めて今も手放さない愛用品、さらに欲しいものリストまで、あわせて10個まとめてみました。
アイテムは全て「身につけるもの」です。
【予算別】愛用品10選
- 〜3,000円台(気軽なプチギフトに)
- 4,000円〜9,000円台(定番のお祝いに)
- 20,000円〜(特別な日の奮発ギフトに)
数年経っても現役で活躍しているものばかりです。
私達母娘のリアルが、大切な方への贈りもの選びのヒントになれば嬉しいです。
我が家のプレゼント選びについて
アイテムを紹介する前に、我が家のプレゼント選びに関する考え方を共有させていただきます。
親子二世代で見つけた「失敗しない」ためのマインド
世間一般の「プレゼントの常識」とは少し違うかもしれませんが、私たちが辿り着いた「喜ばれるための考え方」が2つあります。
基本マインドは「求められたことをしてあげる」
母が遠方に住む祖母のサポートを続けていた時に言っていた印象的な言葉があります。
求められたことをただしてあげることが一番。
相手には長年の人生経験があり、自分の暮らしのペースや、心地よいと感じる形が出来上がっています。
良かれと思って新しい習慣をすすめるより、相手が大切にしている日常を尊重するのが大事ということですね。
まあ、実際には色々自分の考えを言いたくなるものなので、難しいこともあります。
でもそれを聞いて以来、「私も心がけなければ」と思って気を付けるようにしています。
なのでプレゼント選びに関しても、何気ない会話の中での「今これに困ってるな」というヒントを起点にして考えるようになりました。
ただ、自分が使って良かったものは例外です。
『これ、使ってみたらすごくよかったんだよね、お母さんもいる?』と、自分の感想を伝えながらすすめてみることもあります。
そのため、サプライズは「しません」
こうしたマインドでいるので、我が家では当日まで内緒にするようなサプライズはしません。
良かれと思ったサプライズが、かえって母の好みとのズレを生んだり、「使わなきゃ申し訳ない」という負担をかけたりすることもあるからです。
事前に相談したり、一緒に買いに行ったり、選ぶプロセスを共有するようにしています。
70代の母に贈る「身に着けるもの」の条件
母が使い続けている愛用品には、共通する3つの条件があります。
「軽い」こと
年齢とともに、わずかな重みでも肩が凝ったり、体が疲れやすくなったりします。
「身に着けるもの」はもちろん、調理器具、ドライヤー、スーツケースなど、母は全てにおいてとにかく軽い物を選びます。
「締めつけない」こと
身に着けているものが窮屈だと、それだけで疲れてしまったり、気になってリラックスできません。
ゆとりのあるサイズ感や、動きを邪魔しない伸縮性を重視しています。
「心地よい肌触り」であること
どんなに機能が良くても、ごわごわ、チクチクする物は、自然と手に取らなくなってきてしまいます。
毎日身に着けるものだからこそ、ずっと触れていたくなるような肌触りであることが大切です。
以上、「我が家のプレゼント選びについて」でした。
次にアイテムを紹介していきます。
アイテムは全て「身につけるもの」です。
せっかくの贈り物をサイズで失敗して欲しくないので、「サイズ選びが簡単なもの」と「事前に確認したほうがいいもの」に分けてご紹介します。
サイズ選びで迷いにくいアイテム6つ
まず、サイズ選びがない、又は比較的簡単なアイテム6つを紹介します。
かかとツルツル靴下:太陽ニット
1つ目は、太陽ニットのかかとツルツル靴下です。




【予算:〜3,000円台 / サイズ選び:普段の靴のサイズでOK】
かかとの乾燥を防ぎたくて購入したところ、温かさや動きやすさも優秀でとても重宝している冬用の靴下です。
プレゼントに靴下??と思われるかもしれませんが、冬用靴下として優秀、さらにかかとの保湿をサポートしてくれる機能付きで、ちょっとした特別感があります。
この靴下すごい」と我が家でちょっとしたブームになっています。笑
何でもない日や、プチギフトにとてもおすすめです。
実際のところ、こちらは私が母にプレゼントしたわけではなく、私が履いていたら、母も欲しいということで自分で買っていました。
なので親子で使っている靴下です。
特徴は以下の通り。
ここがポイント
- 毛混と綿混の二重構造靴下で温かい
- かかと部分に特殊シートが入っている(内蔵)
- ズレなくて動きやすい
- 厚めでもスニーカーは履ける
あきらめない靴下:山忠
続いて、丈夫で破れにくい、山忠の「あきらめない靴下」です。

【予算:〜3,000円台 / サイズ選び:普段の靴のサイズでOK】
この「あきらめない靴下」は丈夫で破れにくいこと以外にも、様々な観点から考えて優秀です。
丈夫な靴下にありがちなゴワゴワ感や窮屈さはなく、足全体を優しく包み込んでくれるように足に馴染みます。
履けば履くほど足に馴染む設計になっているとのこと。
実際、購入した日に履いたときはやや大きめだったのが、洗濯を繰り返すうちにいい感じに足にフィットしてきました。
とても愛着がわいてきます。
他にも、あたたかい、乾きやすい、毛玉ができにくいなど、利用者が靴下に求めることすべてに丁寧に向き合って作られています。
この靴下がすごいと思って母に話し、母も試着してみたところ、こちらも自分で買うそうです。
ここがポイント
- 丈夫で破れにくい
- 履けば履くほど足に馴染む設計
- 少し厚みがありあたたかい
- 毛玉ができにくい
- 乾きやすい
アームカバー:BSファイン
3つ目は、BSファインのアームカバーです。


【予算:〜3,000円台 / サイズ選び:ワンサイズのみ】
きっかけはBSファインから過去のキャンペーン中のおまけでいただいた短いアームカバーを、母が試しに着けてみたことです。
かなり薄い生地なのですが、「これ着けてるだけで全然違う」とのこと。
私も着けてみたところ「手首を温めるだけで、こんなにも上半身が温かくなるんだ」とちょっと感動しました。
そして、だんだん寒くなってきたので母が「ちゃんと長いのが欲しい」ということになり、私がプレゼントすることにしました。
ワンサイズのみなので、サイズ選びの必要がないこともポイントです。
ここがポイント
- じわじわポカポカ温かい
- 締め付け感が少ない
- 薄くてかさばらないから普段の洋服の下に着用できる
- ワンサイズのみだからサイズ選び不要
アームカバーロング(夏用):BSファイン
続いて、母が来年の夏に絶対欲しいと言っているBSファインのアームカバーロング(夏用)です。

【予算:4,000円〜9,000円台 / サイズ選び:ワンサイズのみ】
今年の夏までは、某量販店のものを使っていました。
でも、どうしても汗でベタついて不快感があったり、冷房対策としては少し心もとなかったりしたようです。
そこで、他のアイテムをいくつも愛用していて信頼している「BSファインシリーズ」に、夏用のアームカバーがあることを知り、「これが欲しい」とのこと。
すでに使っているアイテムでその良さを実感しているからこその、母の「指名買い」候補です。
ここがポイント
- 汗をかいてもベタつかず、サラッとした肌触り
- 蒸れにくく、室内の冷房対策にも使える
- 他の製品での実体験があるから、安心して選べる
- ワンサイズのみだからサイズ選び不要
おなかをつつむはらまきパンツ綿混:サイフク
5つ目は、サイフクのおなかをつつむはらまきパンツ綿混です。



【予算:4,000円〜9,000円台 / サイズ選び:ワンサイズのみ】
母が春から秋にかけて愛用しているはらまきパンツです。
薄いので、夏の冷房対策や、肌寒いと感じる季節に使っているようです。
腹巻きパンツ選びは、意外に難しいと感じています。
太ももまわりの裾がめくれたり、おまたに食い込んだり、、。
そんな中、母が見つけたのが腹巻きパンツが、こちらの「おなかをつつむはらまきパンツ綿混」です。
締めつけ感や着心地への違和感が苦手な母が、とても気に入って愛用しています。
そして、生地が上質な感じがパッと見でわかるので、プレゼントにおすすめなアイテムでもあります。
ここがポイント
- 徹底した着心地へのこだわり
- 薄いので着る服を選ばない
- ニットが丁寧に編まれていて上品でおしゃれ
- ワンサイズのみだからサイズ選び不要
➔ 「おなかをつつむはらまきパンツ綿混」の詳しいレビュー記事はこちら
空調服:バートル
6つ目は、なんと空調服です。



【予算:20,000円~ / サイズ選び:体格に合わせて選ぶ必要あり】
レディースはワンサイズ展開であることと、インナーほどシビアなフィット感は求められないため、「サイズ選びで迷いにくいアイテム」に分類しました。
この空調服は、実は今回紹介する中で唯一、私から提案してプレゼントしたものです。
母は家庭菜園をしているのですが、近年の夏の暑さは本当に厳しいですよね。
だからと言って、日々の楽しみである趣味を「控えて」とも言えません。
そこで、私自身も使って良さを実感していた空調服を贈ることにしました。
それ以来なので、もう4年くらい愛用しています。
ただし、これは「家庭菜園」という外での趣味があったから選んだものです。
もしその習慣がなければ、贈ることはなかったと思います。
「母の今の習慣」に寄り添って選んだことで、長く愛用してくれているのだと思います。
ここがポイント
- 夏場の外作業に欠かせない涼しさ
- ゆったり着るためサイズ選びで迷いにくい
- 相手の習慣に合えば最高の実用品になる
- ファン・バッテリーとウェアは別々にも購入できる
本人にサイズを確認してから贈るのが安心なアイテム4つ
ここでは、本人にサイズを確認してから贈るのが安心なアイテムを紹介します。
どれも数サイズ展開なので、決して複雑なことはありません。
ただ、直接肌に触れるものは、適正なサイズでこそ本来の心地よさが発揮されます。
念のため確認したほうが失敗がないため、あえて章を分けて書いています。
ウエストウォーマー:BSファイン
サイズを確認してから贈るのが安心なアイテムの一つ目は、BSファインのウエストウォーマー(腹巻き)です。


【予算:4,000円〜9,000円台 / サイズ選び:腹周りに合わせて選ぶ必要あり】
腹巻きってワンサイズじゃないの?と思われるかもしれませんが、BSファインの場合、着心地を重要視しているため、4サイズもあります。
こちらは、締めつけ感や重ね着の不快感が苦手な母が、ようやく見つけた腹巻きです。
それを私にプレゼントしてくれました。
なので親子で愛用中です。
オールシーズン活躍してくれるので、プレゼントにとても向いているアイテムだと思います。
ここがポイント
- 薄いのに、しっかり温かい
- どんな洋服を着てもシルエットに響かない
- 動いてもズレたり丸まったりせず、体にフィットし続ける
- 暖房の効いた室内でも蒸れず、暑くなり過ぎない
レッグウォーマー:BSファイン
続いてBSファインのレッグウォーマーです。


【予算:4,000円〜9,000円台 / サイズ選び:膝下周りに合わせて選ぶ必要あり】
こちらもウエストウォーマーと同様に先に母が愛用していて、「良いものだから使ってみて」私にプレゼントしてくれました。
この記事における贈る側と贈られる側の立場が逆転してしまいました。笑
でも、それくらい母も気に入っています。
普段使いはもちろん、旅行にも必携で、一年中手放せないアイテムです。
ここがポイント
- 薄いのに、しっかり温かい
- どんな洋服を着てもシルエットに響かない
- 蒸れにくく、寝ている間も違和感なく着けられる
- コンパクトに持ち運べて、外出時の冷房対策に便利
プレミアムタイツ:BSファイン
9つ目はBSファインのプレミアムタイツです。


【予算:4,000円〜9,000円台 / サイズ選び:身長やヒップにあわせて選ぶ必要あり】
こちらもBSファインシリーズの母の愛用品です。
以前の私は、「タイツは基本的に窮屈なもの、必要な時に仕方なく履く」という認識でした。
その考えが変わったのがこのプレミアムタイツです。
外出から帰っても脱ぎたくなりません。
マチが広いので、特にパンツ部分の履き心地がとても良いです。
母このタイツを2枚持っていて、冬は毎日履いています。
ここがポイント
- 締め付け感から解放される、楽な履き心地
- お腹・腰周りの形に自然に馴染む設計
- あたたかいけど暑くなり過ぎない
パジャマ:ベネクス
最後は、パジャマとして愛用しているベネクスのリカバリーウェアです。

【予算:20,000円~ / サイズ選び:体格に合わせて選ぶ必要あり】
母の「着心地がいいパジャマが欲しい」と言う話から、 話題のリカバリーウェアや着心地重視のブランドを徹底的に調べました、
最終的にたどり着いてプレゼントしたのがこのベネクスのコンフォートポンチセットアップです。
選んだ理由の詳細やサイズ感はこちらのレビューに書いています。
お値段が高めなこともあり、着心地が抜群に良いです。(私も着てみました)
そして非常に喜ばれました。
以下、母の感想をそのまま載せます。
母の感想
- 肌触りがいい
- 何の違和感もなく着られて着心地がいい
- 布団に入った時の心地よさが全然違う
- ライラックがいい色
- 軽い
➔ 「ベネクスのリカバリーウェア」の詳しいレビュー記事はこちら
以上、実用的なプレゼント10選でした。
おわり
70代の母に贈って喜ばれたもの・愛用品・欲しいものリストから選ぶ、実用的なプレゼント10選を紹介しました。
結局、喜ばれるのは「母の今の生活」をよく見て選んだものでした。
世の中の「おすすめ」をそのまま贈るより、目の前の母が何に困っていて、どう過ごしているかを起点に考えて選べた時が、一番お互いにハッピーだった気がします。
人によって心地よい形はバラバラだと思いますが、この記事が「何を贈ろうかな」と考える時のちょっとしたヒントになれば嬉しいです。
今回の記事は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
